画像検査・目視検査をAIで最適化
「AIハヤブサ」は、画像処理にAI技術を搭載し高精度化したAI画像解析・検査システムです。目視検査や既存の画像処理システムの課題に対して、ディープラーニングを中心とした機械学習技術を活用。最適なAIアルゴリズムをカスタマイズして開発し、解決いたします。
熟練した検査員の経験をAIが学習し、自動車・食品・医薬・半導体・電気・電子・印刷・フィルム・FPD業界など、多岐にわたる産業分野の検査工程で、品質改善・検査効率向上・コスト削減に貢献いたします。
あらゆる検査環境に対応します
お客様の環境に合わせ、ソフトとハードを組み合わせたAIトータルソリューションとしてのご提供も可能です。光学系・カメラ・照明の組み合わせ選定から、検査システムや設備開発に至るまで、高度で柔軟なコンピュータビジョンシステムの構築を実現するため、最適なユニットやシステムをご提案いたします。
point 1
不良誤検出の減少
OKサンプルをNGと判定・NGサンプルをOKと判定する不良誤検出を3%から0.5%以下に削減!ディスクリート部品・SMT部品・特殊形状部品等の形状・文字認識判定などを高精度・高速で行うことが可能です。
point 2
検査時間の短縮
通常の画像処理に比べ、半分以下の処理時間で行えるため、検査時間も半分以下に短縮!基板検査においては、微小部品から背高部品まで、欠品・誤部品・位置ズレ・反転・極性・未半田等の各種検査が可能です。
point 3
異物除去ラインの人手不足解消
AI技術を用いることで、これまで目視でしか確認できなかった異物の発見が可能に!検査部門の省人化と人手不足の解消にも貢献いたします。食品業界で異物とされる、木片、石、紙、金属はもちろん、毛髪・糸・ビニール等まで検出が可能です。
画像処理一例
平面計測
工ッジ処理(分割/接合/分類/近似)を伴う統合した形状認識と平面計測により、円弧/直線などの形状基本要素の認識が可能。さらに、認識された形状基本要素間の空間相対位置から形状(円、直線、三角形、矩形など)を認識することより、サブピクセル精度での形状ベースの計測が可能です。
プロブ解析/モフォロジー
輝度ムラに強い動的しきい値処理のほか、豊富なしきい値機能及び連結領域抽出/分割/統合多数の形状特徴値計算機能より、高速かつロバストなブロブ解析が可能です。モフォロジー処理に関しては、2値およびグレー画像に対して膨張/収縮、オープニング/クロージング等の高速処理が可能です。
マッチング
回転対応かつ高速なテンプレートべースマッチングのほか、回転/スケーリング/照明変化/局所隠蔽などの形状の変化に対してロバストな形状べースマッチング機能を有します。さらに、対象物の特徴点に基づくマッチングにより、回転/スケーリング/歪に対してロバストなマッチングが可能です。
バターンマッチング
ピクセルべースの正規化相関、ヒストグラムペースのマッチング、回転・縮尺・遮蔽などの影響を受けない形状マッチング等の技術を用いてパターンマッチングを行います。さらに、画像のー部の特徴量を抽出することによりマッチングを行う機能を備えています。
3D形状計測
対象物の3D形状を高速・高分解能で測定します。対象物のミクロン画像を高速処理することにより、高精度の計測を実現しました。ライン、円弧の工ッジをサブビクセル精度で検出することができます。
①フォーカスエンハンスメント
凹凸のある対象物に対して、異なる焦点位置をもつ複数の画像から、全領域で焦点のあった画像合成が可能です。
②ダイナミックレンジェンハンスメント
露光時間の異なる複数のカメラ画像から、ハイダイナミックレンジの画像を構築することにより、反射率のばらっきが大きい対象物に対して色及びコントラストに優れた画像の提供が可能です。
③視野範囲工ンハンスメント
複数の画像の連続性を保ち、画像を連結する機能です。高倍率で広範囲の画像を撮影する場合、複数枚の画像を連結する必要があります。この場合、画像界面の連続性を保っための画像処理を行い、鮮明な画像連結を実現します。
自動判別機能
良品、不良品として事前に登録されたワークと種々の特徴量を比較・検討して、人間が目視で判断する基準と同様の基準を品質工学のMT手法およびAI機能を用いて、ワ-クの自動判別を高精度で行うことができます。
バーコードリーダー
1D、2Dバーコードを複数個所同時に自動で読み取ることができます。
AI機能を用いて高速かつ高精度で行うことができます。
AIハヤブサは、各種ロボットに搭載するAIの開発や、漁業・農業・畜産分野でのAI活用に向けた取り組みや共同研究も行っています。お気軽にお問い合わせください。